Google WorkspaceアプリのサイドパネルでGem が利用可能に:2025年7月2日

本記事は、2025年7月2日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。

更新情報
[2025年7月8日): ロールアウトのセクションを最新のスケジュールで更新しました。

概要

現在、Gemini アプリを使用している場合、あなたの入力に基づいて特定の目標、タスク、ワークフローを完了するのを助けてくれるカスタムAIエキスパートであるGem を使用することができます。また、ライティングエディター、コーディングパートナー、セールスピッチアイデターなど、あらかじめ用意されたGem も利用することができます。

本日、Gem の機能をGoogleドキュメント、Google スライド、Google スプレッドシート、ドライブ、Gmailのサイドパネルに直接導入します。

Google ドキュメントのサイドパネル内のGems

対象

管理者とエンドユーザー

利点

Gem は、繰り返しのプロンプトを最小限に抑えることで、より効率的にニーズに合わせてカスタマイズされた方法でGemini の機能を更に活用するのに役立ちます。現在、いくつかのGoogle Workspace アプリのサイドパネルから直接Gem を利用することができます。これには、カスタムGem や事前に作成されたGem が含まれます。アプリケーションを切り替えることなく、サイドパネルでGem を使用して以下のことが可能です:

  • コピーライティングGem を活用して、あらかじめGem に読み込まれたターゲット層に合わせた投稿やコンテンツを作成する
  • 特定の企業、見込み客、業界向けの情報に基づいた営業活動に役立つGem を作成する
  • あなたの職務に合わせた「アシスタントジェム」を活用して、より適切なようやくや社内コミュニケーション用のコンテンツを提供する
  • 最も説得力のあるメッセージを作成するために、特定のペルソナ(例:C-SuiteやCEO)からのコンテンツをプレッシャーテストするためにデザインされたGem を活用する

補足情報

あなたのニーズに合うGem が見つからない場合、または特定のタスクのためにGem をカスタマイズしたい場合、gemini.google.com/gems/createで独自のGemを作成することができます。カスタムGem も事前に作成されたGem も、サポートされているすべてのGoogle Workspace アプリケーションのサイドパネルに表示され、@言及、コーパス内のファイルやフォルダへのアクセスなど、多くのGoogle Workspace 機能を活用することができます。詳しくは、ヘルプセンターでGem を使った作業の詳細についての記事をご覧ください。

ご利用にあたって

  • 管理者:サポートされている Google Workspace アプリのサイドパネルには、Gem または Gemini の管理コントロールはありません。
  • エンドユーザー: 詳しくは、ヘルプセンターでGem の使い方についての記事をご覧ください。Web上のGoogle ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google ドライブの右上にある「Ask Gemini」(スパークボタン)をクリックすると、サイドパネルのGemini にアクセスできます。詳しくは、ヘルプセンターでGoogle ドキュメントGoogle スプレッドシートGoogle スライドGmailと併せて、Google ドライブでのGemini を使った共同作業の詳細についての記事をご覧ください。

リリース スケジュール

対象

  • Google Workspace アプリのサイドパネルにある Gemini と Gemini アプリの Gems にアクセスできる Google Workspace のお客様が利用可能です。

関連情報

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