コンテキストアウェア アクセスレベルを「警告」モードで展開する:2025年8月11日

本記事は、2025年8月11日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。

概要

管理者は、コンテキストアウェア アクセス(CAA)レベルを導入する際のアクションとして「警告」を選択できるようになりました。適用すると、管理者が定義した Google Workspace アプリケーションへのアクセス条件を満たしていない場合、エンドユーザーに警告メッセージが表示されます。「詳細を見る」をクリックすると、警告を受けた理由の詳細を見ることができます。たとえば、オペレーティングシステムが古く、アップデートが必要であることを通知されるかもしれません。この警告は、ユーザーが対策を講じなければ、将来アクセスがブロックされる可能性があることを知らせるものです。

重要なことは、「警告」モードは、ユーザーが特定のアプリやサービスにアクセスすることをブロックするものではなく、警告が表示されても続行する選択肢があるということです。「警告」モードは、ユーザーが安全でない状況でアプリにアクセスしようとしているかどうか、そしてそのリスクをどのように改善するかを教育するのに役立ちます。それと同時に、最善の方法を共有するために管理者が必要とする作業負荷を軽減します。

警告通知の例

ユーザーが 「詳細を見る 」をクリックしたときに表示される例

補足情報

  • エンドユーザーフリクションを最小限に抑えるため、デバイスとセッションがアクセス レベルを満たしていない状態が続くと、48 時間に 1 度、ユーザーに警告メッセージが表示されます。

ご利用にあたって

  • エンドユーザー: 管理者設定によっては、特定の条件下でアプリにアクセスしようとすると警告メッセージが表示される場合があります。

管理者アプリのアクセスレベル割り当てフロー

リリーススケジュール

対象

Google Workspaceで利用可能:

  • Frontline Standard および Frontline Plus
  • Enterprise Standard および Enterprise Plus
  • Education Standard および Education Plus
  • Enterprise Essentials Plus
  • Cloud Identity Premium

関連情報