本記事は、2025年8月14日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。
概要
管理者がApp Access Control (AAC)を介して明示的に設定していないサードパーティ製アプリへのアクセスをEnterprise ユーザーが要求するための新しい承認ワークフローオプションを導入します。これは、設定されていないアプリにのみ適用されます。管理者によって構成されたポリシーに基づいて、ユーザーが現在アプリにアクセスできる場合は、変更はなく、引き続きアプリにアクセスできます。
エンドユーザーが未設定のサードパーティ製アプリにアクセスしようとしてブロックされると、管理者にレビューリクエストを上げるオプションが付いたエラー画面が表示されます。ユーザーがリクエストを送信すると、管理者はアプリのアクセスコントロールでエンドユーザーのリクエストを確認し、判断を下すことができます。
この機能により、Enterprise ユーザーは必要なアプリケーションへのアクセスを要求するための明確なプロセスを得ることができ、完全にブロックされる可能性を減らし、生産性を向上させることができます。管理者にとっては、データ・セキュリティの管理を維持しながら、組織内の新しいアプリケーションのアクセスを一元的かつ効率的に管理・設定できるようになります。
対象
管理者とエンドユーザー
ご利用あたって
- 管理者:
- この機能はデフォルトでオンになっており、組織単位(OU)レベルで有効にすることができます。管理者コンソールのAPI Controls Settings で、ユーザーが未設定アプリへのアクセスを要求する設定を有効にできます。詳しくは、ヘルプセンターで未設定アプリのユーザーリクエストについての記事をご覧ください。
- エンドユーザー:
- この機能にはエンドユーザー向けの設定はありません。承認ワークフローが実施されると、ユーザーには、管理者からアプリへのアクセスをリクエストできる新しい画面が表示されます。
リリーススケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025年8月14日以降、段階的に展開(最長15日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace をご利用のお客様
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