組織内でチャットアプリがどのように利用されているかより詳細に把握する_2025年10月6日

本記事は、2025年10月6日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。

概要

Google Workspace 管理者は、ログ情報の表示と記録機能の強化により、組織内でのチャットアプリの利用状況をより詳細に把握できるようになりました。具体的には、チャットイベントログを強化し、チャットアプリ関連のイベントを追加します。これらのログを活用することで、管理者は以下のような情報を把握できます:

  • どのチャットアプリがどのスペースに追加されたか
  • 特定のスペースに追加されたアプリは何か
  • どのアプリが削除され、誰が削除したか
  • 組織内で最も人気のあるチャットアプリは何か

BigQuery エクスポートデータに基づきLooker で作成した

チャットアプリ利用状況のデータ可視化例

ご利用にあたって

  • 管理者:
  • ログはデフォルトで収集されます。管理者は以下の方法でログ情報を確認できます:
  • BigQuery ログエクスポートと、その後のクエリ / データ可視化を通じて
  • レポート API を通じて
  • 近日中に、セキュリティ調査ツール (SIT) でもログが利用可能になります
  • エンドユーザー:
  • エンドユーザーへの影響はありません。

リリース スケジュール

本機能のリリースは完了しています。

対象

監査ログは以下の方法で利用可能です:

  • レポート API: Google Workspace をご利用のすべてのお客様
  • BigQuery: Frontline Standard および Frontline Plus、Enterprise Standard および Enterprise Plus、Education Standard および Education Plus、Enterprise Essentials Plus
  • (近日提供予定)セキュリティ調査ツール(SIT): Frontline Standard および Frontline Plus、Enterprise Standard および Enterprise Plus、Education Standard および Education Plus、Enterprise Essentials Plus、Cloud Identity Premium

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