本記事は、2025年10月22日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。
概要
先月、Google Meet の「Gemini に相談」機能が一部のGoogle Workspace ご利用のお客様向けに提供開始されたことを発表しました。本日より、Enterprise Standard およびEnterprise Plus ドメインでも提供を開始します。
「Gemini に相談」では以下のことが可能です:
- 進行中の議論を要約したり、発言内容の概要を取得する
- 重要なポイント、決定事項、アクションアイテムを特定して会議の成果を高める
- 遅れて参加した場合に、見逃した内容をキャッチアップする(「自動メモ生成」機能が有効な場合)

補足情報
- Google Meet のGemini に相談機能 におけるユーザーのやり取りと応答は、そのユーザーに限定された非公開情報です。
- Gemini に相談機能は、会議のキャプション、ユーザーが閲覧権限を持つGoogle Workspace リソース(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Gmailなど)、およびGoogle 検索や公開ウェブサイトのコンテンツを参照して回答を生成します。
- 会議終了後、キャプションやその他の会議データは一切保存されません。Google Meet のGemini に相談機能の使用は、会議終了後にいかなる記録も作成しません。
- Google Meet のGemini に相談機能は、ユーザーが会議に参加する前に交わされた議論に関する質問には回答できません。ただし、ユーザーが参加する前に「自動メモ生成」機能が既に有効になっていた場合は例外です。
- 現在対応しているのは英語での会議のみですが、他の言語への対応は近日中に追加予定です。
- Google Meet のGemini に相談機能はデフォルトで有効ですが、会議の主催者や管理者は無効にできます。
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2025年10月21日以降、段階的に展開(最長15日で機能が実装されます)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025年11月3日以降長期的に展開し、2025年8月5日に完了予定(機能の実装に16日以上かかることがあります)
対象
本展開完了後、Google Meet のGemini に相談機能は以下のGoogle Workspace をご利用のお客様でご利用可能となります:
- Business Plus
- Enterprise StandardおよびEnterprise Plus
組織での即時利用をご希望の場合は、Google Workspace Gemini Alpha にご参加ください。
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