本記事は、2025年10月30日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。
概要
BigQuery を基盤とするコネクテッド シートのピボットテーブルに、分析能力の向上とワークフローの効率化を目的とした2つの重要な更新を順次導入します。
第一に、コネクテッド シートのBigQuery 連携ピボットテーブルの行数上限を10万行から20万行に倍増します。この変更により、単一のピボットテーブルでより大規模なBigQuery データセットを扱えるようになり、使い慣れたGoogle スプレッドシート環境内で広範かつ包括的な分析が可能になります。
第二に、コネクテッド シートのピボットテーブル内で「ドリルダウン」する機能を導入します。これにより、集計値を構成する詳細データに即時にアクセスできるようになります。ピボットテーブルのセルをダブルクリックするか、右クリック > 詳細を表示メニューを選択するだけで、その集計指標を構成する特定レコードに焦点を当てた、事前設定済みの抽出データを即座に作成できます。

事前設定済みの抽出を自動生成し、ピボットテーブルの集計セルをドリルダウンする
ご利用にあたって
- 管理者: この機能は、適切なBigQuery 権限を持つユーザーのみが利用できます。詳しくは、ヘルプセンターで組織内でコネクテッド シートを使用する方法についての記事をご覧ください。
- エンドユーザー: この機能は、適切なBigQuery 権限を持つユーザーに対してデフォルトで利用可能です。詳しくは、ヘルプセンターでコネクテッド シートを使用したBigQuery データの分析方法についての記事をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025年10月30日以降、段階的に展開(最長15日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace をご利用のすべてのお客様、Workspace Individual 登録ユーザー様、個人の Google アカウントをお持ちのユーザー様



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