Google Meet ハードウェアとカレンダーの管理権限の変更_2025年09月17日

本記事は、2025年9月17日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。

概要

セキュリティと明確化のため、Google Meet ハードウェアとGoogle カレンダーの管理権限は、組織内の全カレンダーへの広範なアクセス権を付与しなくなります。

  • 現在: この権限により、管理者はカレンダーをGoogle Meet ハードウェアデバイスに割り当てられるほか、組織内のすべてのカレンダーへの完全な読み取り / 書き込みアクセス権が付与されます。
  • 2025年10月15日以降: この権限では、組織のGoogle カレンダーへの読み取り / 書き込みアクセス権が付与されなくなります。引き続き、Google Meet ハードウェアデバイスの管理およびカレンダーの割り当てにはこの権限を使用できます。

影響を受けるユーザー

Google Meet ハードウェアとGoogle カレンダーの管理権限を持つ管理者

この機能の意義

この更新により、Google Meet ハードウェアの権限とは独立してカレンダーへのアクセス権を付与できるようになります。これにより、Google Meet ハードウェアのみを管理する管理者が組織全体の機密性の高いカレンダーデータにアクセスできなくなり、セキュリティリスクを最小限に抑えられます。

ご利用にあたって

  • 管理者: この変更に伴い、管理者には2つの対応が考えられます。
  • オプション1: 何もしない。Google Meetハードウェア管理者が組織内のすべてのGoogle カレンダーへのアクセスを必要としない場合、対応は不要です。2025年10月15日以降、委任管理者は「Google Meet ハードウェアとカレンダーの管理」権限を使用してユーザーのカレンダーにアクセスできなくなります。ただし、Google Meet ハードウェア管理コンソール経由でデバイスにカレンダーを割り当てる機能は維持されます。
  • オプション2: 管理者に「カレンダーの管理」権限を付与する。管理者が従来と同レベルのカレンダー制御を必要とする場合、2025年10月15日までにカレンダーアプリケーションの「カレンダーの管理」権限を付与する必要があります。これにより、組織内のすべてのGoogle カレンダーに対する完全な読み取り / 書き込みアクセス権が付与されます。
  • エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません

リリース スケジュール

  • リリースは完了しています。: 新しい「カレンダーの管理」権限を該当する管理者へ割り当てられます。
  • 2025年10月15日より: 「Google Meet ハードウェアとカレンダーの管理」権限が自動的に制限され、広範なカレンダーアクセスが削除されます。

対象

Google Meet ハードウェアデバイスをご利用のGoogle Workspace をご利用のすべてのお客様

関連情報

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