本記事は、2025年10月27日に公開された Google Workspace Updates  の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。
概要
Gemini アプリ内で直接、改良されたLaTeX レンダリングとPDF エクスポート機能を導入します。LaTeX は学術・科学・技術分野で広く利用される文書作成システムであり、数式や表、複数列レイアウトなど複雑な書式設定を備えた高品質な文書を作成できます。
従来、LaTeX を扱うには専門的なエディタと、エラーの発見・修正に必要な高度な技術的知識が求められていました。今回のアップデートにより、Gemini では誰もがプロフェッショナルな文書を簡単に作成できるようになります。
当社の新しいLaTeX 機能は次の通りです。
- PDF生成: LaTeX を使用してPDF を生成し、Gemini でプレビュー表示後、共有や印刷にすぐ使えるPDF をダウンロード可能になりました
- Canvasドキュメントでの簡単編集: Canvas 内の任意のドキュメントで𝒇𝚡 ボタンをクリックしてLaTeX を追加できます。Canvas 上で数式を直接クリックすればLaTeX 編集が行えます。
- コピー機能: Gemini の回答からLaTeX をコピーすると、未レンダリングのLaTeX コードがコピーされるようになりました
このアップデートにより、Gemini は学生、研究者、エンジニア、そして学術論文、問題集、技術報告書、履歴書など洗練された複雑な文書を作成する必要がある組織内のあらゆるお客様にとって、より強力なツールとなります。
※ 原文コンテンツは動画です。権利および技術上の理由により当サイトでは静止画を掲載しています。動画は原文サイトにてご視聴ください。
PDF へのエクスポートはウェブ版およびモバイルウェブ版で利用可能です。Android およびiOS のGemini アプリでは閲覧専用モードが利用できます。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。
- エンドユーザー: この機能にはエンドユーザー向けの設定はありません。詳細についてはヘルプセンターをご覧ください。
リリース スケジュール
- この機能のリリースは完了しています。
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Business Starter、Standard、Plus
- Enterprise Starter、Standard、Plus
- Essentials Starter、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
- Education Fundamentals、Standard、Plus
- Nonprofits
以下でもご利用いただけます:
- Google AI Pro、Ultra
- Gemini Business、Enterprise*
- Google AI Pro for Education
*2025 年 1 月 15 日現在、Gemini Business アドオンおよび Gemini Enterprise アドオンは販売を終了しております。詳しくは、こちらのお知らせでご確認ください。
関連情報
Googleヘルプ: Canvas でドキュメントやアプリなどを作成する




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