この記事では「Google サイト」について、Google サイトとは何か、どのような特徴があるかを説明します。
Google サイト とは
Google サイトは Google 社が提供している無料で使用できるWeb(ウェブ)サイトの作成ツールです。
Google サイトを使用することで簡単にWebサイトを作成することができ、どこからでも閲覧できる本人のみのメモページや、世界全体(グローバル)に向け情報を公開することもできます。
Google サイトの語源について
Google サイトについて説明をする前に、サービス名について少し説明します。
Google とは
Google とは、検索エンジンが有名な企業(LLC)で、比較的近い時期に現れた検索エンジンgoo(グー)と混在されることが多かったようです。※混在に関しては私見です。
Web(ウェブ)とは
インターネットを使って文章や画像を閲覧する仕組み(または閲覧すること)を意味します。
web とはクモの巣という意味を持つ英単語で、インターネット通信の構造(メッシュ型トポロジー)から、この言葉が使われたとも言われています。
メッシュ型トポロジーとは
トポロジーとは、ネットワーク機器(ノード)がどのように接続(構成)されているかを表す用語です。
メッシュ型とは メッシュ(網目)のように縦横に線がつながる様子を意味します。
WWW(World Wide Web)とWeb
WWWという言葉を聞いたことがある方もいるかと思います。現在は、Webと同じ意味として使わることが多いようです。
※私見ですが、以前は Web とは言わず、WWW というのが普通だったと感じてはいます。
ので、もしその次代に記事を書いてたのなら、「Webとは」という見出しではなく「WWWとは」という見出しになっていただろうと思います。
サイト(site)とは
サイト(site) とは敷地を意味する英単語です。
敷地とは、建物を建てるための土地(建物のある無しは関係なし)、を言うようです。
敷地という意味の他、下記で説明しているWebサイト と同じ意味と説明するところも多いため、現在は用語として成立しています。
Web サイトとは
Web(インターネットを使って文章や画像を閲覧する仕組み)技術を用いた、何らかの情報を閲覧することができる画面(ページ)を言います。
また私見ですが、上記にある語源の説明から、Webのサイトと単に考えると、
Web上の敷地であり、 土地は土地、建物は建物のなので、その上モノ(土地の上にある建物)を指さないようにも感じますが、IT用語として成立しています。
ので、ひょっとしてたら「room」や「space」が使われた場合でも定着していたかもしれません・・。
Google サイトの特徴
無料で使える
Google サイトは、完全に無料で利用できます。Google アカウントがあれば簡単に利用することができます。
簡単にWebサイトを作成できる
Google サイトは、直感的で使いやすいインターフェイスを備えています。ドラッグ&ドロップの操作で画像やテキストを配置することができ、テンプレートを利用すれば簡単にWebサイトを作成することができます。
カスタマイズ性が高い
Google サイトは、さまざまなテンプレートから選択してウェブサイトを作成することができます。また、HTMLやCSSの知識があれば、より高度なカスタマイズも可能です。レイアウトやカラースキーム、フォントなど、細かい部分まで自由自在にカスタマイズすることができます。
HTMLとは
HTMLとは、Hyper Text Markup Language (ハイパー テキスト マークアップ ラングリッチ) の頭文字を取ったもので、ハイパーテキストをマークアップするプログラム言語です。
ハイパーテキストとは
ハイパーテキストは、コンピュータに命令を与えるために使用される人工言語の一種です。つまり、人間が理解できる形式で書かれたコードを、コンピュータが実行することができるようにするためのものです。テキストや画像などのコンテンツに別のウェブページやファイル、または同じページ内の別のセクションなどへのリンクを組み込むことができる、クリック可能なリンクのことです。
ハイパーテキストは単にリンクと呼ばれることもあります。
マークアップとは
マークアップとは、文書に特定のタグや記号などを付加して、その文書の構造や意味を表現することを指します。主に、文書をコンピュータで処理するために使用されます。
※以下の<p>などをタグと呼びます。
<p>text</p>
プログラム言語とは
プログラム言語とは、コンピュータに命令を与えるために使用される、人工言語の一種です。つまり、人間が理解できる形式で書かれたコードを、コンピュータが実行することができるようにするためのものです。
CSSとは
CSSとは、Cascading Style Sheets (カスケーディングスタイルシート)の略称で、Webページの見た目やスタイルを定義するためのスタイルシート言語です。HTMLやXMLなどのマークアップ言語と組み合わせて使用され、Webページのレイアウト、フォント、色、背景、ボーダー、アニメーションなどのスタイルを制御します。
スタイルシート(Style Sheets)とは
スタイルシート(Style Sheets)とは、文書(通常はWebページ)のスタイルやレイアウトを制御するためのシステムです。
CSS(Cascading Style Sheets) はWebページで使用されるStyle Sheets の中の1つになります。
カスケーディングとは
カスケーディング(Cascading)とは、連鎖する・滝のように流れるという意味を持つ英単語です。
CSSにおいては、スタイル情報の継承や優先順位を示す機能を指します。
グループでの共同編集が可能
Google サイトは、複数人でWebサイトを編集することができます。複数人で同時に作業することができるため、効率的なコラボレーションが可能です。また、編集履歴の管理が容易であるため、過去のバージョンに簡単に戻ることができます。
Google Workspaceとの連携
Google サイトは、Google Workspaceとの連携が可能です。これにより、GoogleドライブやGoogle カレンダーなどの他のGoogleサービスと連携して利用することができます。また、Google Workspaceのドメインを利用することで、自社のドメインでウェブサイトを公開することもできます。
Google サイトの使用例
Google サイトの利用例を以下に示します。
- Webサイト
- ブログ
- 社内ポータルサイト
- 社内Wiki
ブログについて
Google サイトには、専用のブログ機能が実装されているわけではないので、ここではブログとしても使える。という紹介になります。
社内ポータルサイトについて
Google Workspaceとの連携がされている前提にはなりますが、社内ポータルとして活用することができます。
ポータルサイトとは
ポータルサイトとは、インターネット上で様々な情報やサービスへのアクセスを提供するWebサイトのことを指します。
会社や特定の組織の情報をポータルサイトとしてまとめることで、社内ポータルサイトとすることができます。
組織に属する利用者のブラウザのドップページにすることで、さらに利用価値をあげることができます。
社内Wiki について
Google Workspaceとの連携がされている前提にはなりますが、社内Wikiとして活用することができます。
Wikiとは
Wikiとは、Web上で複数のユーザーが協力して編集できるWebページのことです。ウィキ(wiki)は、ハワイ語で素早くを意味する言葉であり、Web上で情報を簡単かつ迅速に編集できるように設計されたシステムのことを指します。
組織に属する利用者が会社や特定の組織の情報を1つの専用Webサイトにまとめることで、情報資産を築木することができます。
利用例を構築方法は、今後記事可する予定です。
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