本記事は、2025年9月16日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。
概要
クライアントサイド暗号化は、お客様の電子情報開示(e ディスカバリー)とデータポータビリティをサポートします。Vault またはデータエクスポートツール(テイクアウト)を使用したエクスポート後、管理者は事前にクライアントサイド暗号化されたコンテンツを復号できます。今回のリリースでは変換ツールによる完全なサポートが追加され、管理者は復号されたGoogle スプレッドシートをMicrosoft Excel ファイルに変換できるようになりました。
この変換ツールにより、クライアントサイド暗号化をご利用のお客様は、機密データの所有権を維持し、アクセス権を保持し、分析を実行することが可能になります。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能は、クライアントサイド暗号化が設定され、OUレベルで構成されている組織ではデフォルトで利用可能です。詳しくは、ヘルプセンターでエクスポートおよび復号化されたGoogle ファイルをMicrosoft Office ファイルに変換する方法についての記事をご覧ください。ヘルプセンターには、Google Workspaceから暗号化されたGoogle スプレッドシートファイルをエクスポートするためのデータエクスポートツールまたはGoogle Vault、およびエクスポートされたファイルを復号化するための復号ツールに関する詳細も含まれています。
- エンドユーザー: 特別な対応は必要はありません。詳しくは、ヘルプセンターでGoogle ドライブ、ドキュメント、スプレッドシートで暗号化されたファイルの仕様を開始する方法についての記事をご覧ください。

エクスポートされたGoogle スプレッドシートファイルをMicrosoft Office 形式に変換する コンバーターツール。
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2025年9月4日以降、段階的に展開(最長15日で機能が実装されます)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025年9月18日以降、段階的に展開(最長15日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Enterprise Plus
- Education Standard および Plus
- Frontline Plus
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