Google Meet に新しい待機室機能を導入_2025年10月23日

本記事は、2025年10月23日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。

概要

Google Meet に待機室を導入し、会議の管理機能を強化します。会議の主催者または共同主催者は、参加者が通話に参加する前に待機室に入るように設定できます。

この機能は会議の中断を防ぎ、参加者を承認する前に準備する時間を提供するために設計されています。待機室では、参加者は「正しい場所にいること」と「すぐに通話に参加できること」を知らせるメッセージを確認できます。これにより全員が適切なタイミングで会議に参加でき、より円滑で生産的な議論が可能になります。

今回の更新により、主催者と共同主催者は以下の操作が可能になります:

  • 会議開始前に待機室を有効化する。
  • 待機中の参加者の入室を許可または拒否する。
  • 待機室にいる参加者へ一方向のアナウンスを送信する。
  • 必要に応じて既存の参加者を待機室に戻す。

この機能は、取締役会、面接、保護者面談、クライアントミーティングなど、参加者がメイングループに参加する前に個別に話したい場面で特に有用です。

Google カレンダーのイベント作成時に、簡単に待機室を有効にできます。

待機室は、参加を待つ出席者に明確で居心地の良い体験を提供します。

ご利用にあたって

  • 管理者: この機能はエンドユーザーに対してデフォルトで有効になっていますが、管理者はドメイン、OU、グループレベルでデフォルト設定を変更できます。
  • エンドユーザー: 会議の主催者と共同主催者は、Google カレンダーのイベントを作成または編集する際に待機室を有効にできます。詳しくは、ヘルプセンターでGoogle Meet での待機室の使用についての記事をご覧ください。

リリース スケジュール

対象

Google Workspace の対象エディション:

  • Business Standard および Plus
  • Enterprise Standard および Plus
  • Enterprise Essentials および Enterprise Essentials Plus
  • Education Plus および Teaching and Learning アドオン
  • Workspace Individual 登録ユーザー様

関連情報

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