Google Workspace アップデート ウィークリーレポート_2025年10月31日

本記事は、2025年11月1日に公開された Google Workspace Updates の内容を、独自に日本語に翻訳したものです。
現時点では、Google 公式の日本語版サイトにはまだ翻訳が掲載されていないため、速報的に内容をお届けしています。
原文のニュアンスや用語の選定には注意を払っておりますが、解釈の違いや誤訳が含まれる可能性もあります。正確な情報は、後日公開される日本語版公式ブログもあわせてご確認ください。
※なお、翻訳時点では一部の機能が日本語環境(日本国内向けの Google Workspace)では未実装の可能性もあります。その点もご留意のうえ、ご活用いただけますと幸いです。

過去2週間の発表の概要:

以下のお知らせは、今週 Workspace アップデート ブログで公開されたものです。詳しくは、元のブログ投稿をご確認ください。

Gemini in Google スプレッドシートが複数のテーブルにわたるデータを分析できるように

Gemini in Google スプレッドシートの単一タブ内にある複数のテーブルを理解・分析できるようになりました。この新機能により、複数のデータソースにまたがる質問や分析が可能となり、クエリの精度と処理能力が大幅に向上します。|詳しくは、Gemini in Google スプレッドシートのアップグレードに関するブログ投稿をご覧ください。

クロスオリジン オープナー ポリシー(COOP)によるXS-Search からのGmail ユーザー保護

Gmail はクロスオリジン オープナー ポリシー(COOP)を有効化し、ユーザーセキュリティを強化します。これにより、Gmail ページを開くまたは操作するウェブサイトやブラウザ拡張機能の開発者は、2026年1月20日の施行開始後も機能を維持するため、コードの更新が必要になる場合があります。Google Workspace 管理者やエンドユーザーによる対応は不要です。|詳しくは、Gmail 用COOP に関するブログ投稿をご覧ください。

AI クレジット超過分の管理制御および請求処理

以前、Google AI Ultra for Business ご利用のお客様向けに、ユーザーあたり月額 25,000 クレジットのクレジット上限引き上げを発表しました。今回、管理者が Google AI Ultra for Business ライセンスを持つお客様に対し、ユーザーあたり月額 25,000 クレジットの AI クレジット上限を超えることを許可できる新しい管理機能を追加します。|詳しくは、新しい管理者向け使用状況と課金管理設定に関するブログ投稿をご覧ください。

教育者は、Gemini の支援により、Google Classroom のルーブリックをGoogle ドライブやローカルファイルから変換可能に

教育者はGemini の支援により、Google ドライブやローカルファイルから既存のルーブリックをGoogle Classroom の課題用に素早く適応させることが可能になりました。課題作成画面のルーブリックメニューから「ファイルから変換」を選択するだけで、各種ファイル形式の既存のルーブリックを瞬時に変換し、手動で情報入力することなくGoogle Classroom で利用できます。|詳しくは、Google Classroom でルーブリックを適合させるに関するブログ投稿をご覧ください。

クライアント側暗号化文書で絵文字のリアクションを使用する

Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを含むクライアント側暗号化(CSE)ファイルで、絵文字リアクションが利用可能になりました。コメントやコンテンツに対して絵文字で反応でき、CSE ファイルに表現豊かなコラボレーション機能が追加されます。|詳しくは、CSE ドキュメントの絵文字のリアクションに関するブログ投稿をご覧ください。

Google Meet の「Gemini に相談」機能がGogle Workspace のエンタープライズ向けに提供開始

先月、Google Meet の「Gemini に相談」機能が一部のGoogle Workspace ご利用のお客様向けに提供開始されたことを発表しました。本日より、Enterprise Standard およびEnterprise Plus ドメインでも提供を開始します。「Gemini に相談」機能は、組織の会議にGemini の力をもたらします。あなた専用のアシスタントとして機能し、会議の生産性と効率性を高めるお手伝いをします。|詳しくは、「Gemini に相談」機能の拡大に関するブログ投稿をご覧ください。

Google Meet に新しい待機室機能を導入

Google Meet に待機室を導入し、会議の管理機能を強化します。会議の主催者または共同主催者は、参加者が通話に参加する前に待機室に入るように設定できます。|詳しくは、Google Meet の待機室機能に関するブログ投稿をご覧ください。

Gemini アプリの新しいLaTeX 機能

Gemini アプリ内で直接、改良されたLaTeX レンダリングとPDF エクスポート機能を導入します。LaTeX は学術・科学・技術分野で広く利用される文書作成システムで、数式や表、複数列レイアウトなど複雑な書式設定を備えた高品質な文書を作成できます。|詳しくは、Gemini のLaTeX に関するブログ投稿をご覧ください。

Gemini アプリでプレゼンテーションを生成する

Gemini アプリでCanvas を通じてスライド プレゼンテーションを作成する機能を導入します。簡単なテキスト プロンプトでアイデアを提供する、またはソースをアップロードするだけで、Gemini がテーマと関連画像を備えたスライド セットを生成します。その後、Gemini アプリから直接Google スライドにプレゼンテーションをエクスポートし、さらに磨きをかけたり他者と共同作業したりできます。|詳しくは、Gemini とプレゼンテーションを生成に関するブログ投稿をご覧ください。

強化された管理者の監査ログイベント

複数の管理者の監査ログイベント(特にアカウントセキュリティ、Gmail、ドライブの設定、および管理者が定義したその他の設定監査ログに関連するイベント)のスキーマとイベントモデリングを更新します。これらの改善により、ログの理解しやすさ、詳細度、正確性が向上します。|詳しくは、強化された管理ログに関するブログ投稿をご覧ください。

コネクテッド シートのより強力なピボットテーブル

BigQuery を基盤とするコネクテッド シートのピボットテーブルに、分析能力の向上とワークフローの効率化を目的とした2つの重要な更新を順次導入します。第一に、コネクテッド シートのBigQuery 連携ピボットテーブルの行数上限を10万行から20万行に倍増します。第二に、コネクテッド シートのピボットテーブル内で「ドリルダウン」する機能を導入します。これにより、集計値を構成する詳細データに即時にアクセスできるようになります。|詳しくは、コネクテッド シート内のピボットテーブルの向上に関するブログ投稿をご覧ください。

Gemini in Google ドキュメントをソースに結びつけることで文章力を向上させる

Google ドキュメントでソースに基づくライティング支援機能の提供を開始します。Gemini がドキュメント内のリンク元リストを自動で作成し、サイドパネル経由のライティング支援時に「リンク元からのみ詳細を取得」を選択可能になります。これにより提案内容が信頼できる情報に根ざした、焦点の絞られたものになります。|詳しくは、Gemini in Google ドキュメントのソースグラウンディングに関するブログ投稿をご覧ください。

Workday Google Chat アプリの改善

Workday Google Chat アプリの最新アップデートにより、休暇の申請・確認・キャンセルを単一の改善されたフローで管理しやすくなりました。さらに、残日数や会社の休日を確認するクイックコマンドも利用可能です。|詳しくは、Workday Chat アプリの改善に関するブログ投稿をご覧ください。

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