Gmail と G Suite との違いについて

こんにちは。
前回の「Google アプリ」に続き、今回は「G Suite」について説明します。

「G Suite」とは

ばばーん

「G Suite」とは、簡単に言うと、有償版「Gmail」で、使えるデータ保存容量が大きくなったり、1日に送信できるメールの量が増えたりします。
「G Suite」とは、少し簡単ではなく言うと、グループウェア機能が加わった「Gmail」です。
※グループウェアとは、スケジュールなど組織内の情報管理に特化させたソフトウェアです。

グループウェアには、利用者と管理者とがあります。
本ブログは、利用者向けの内容としていますので、管理者の方から見ると、いやいやいやーと、思うところもあるかもしれませんが、気にしないでください。

「G Suite」には何種類かの料金プランがあります。
料金プランによって使える「Googleアプリ」が、ほんの少し変わります。
料金が上がると嬉しいのは、利用者ではなく、だいたい管理者はですので、利用者はプランを気にする必要はほとんどありません。
そんな利用者にはあまりメリットがない状態なので、管理者は経営者を説得するのに苦労します。

ここではプランの内容と、費用については説明いたしません。
管理者が経営者を説得するための説明も、いたしません。

気になるという方は「G Suite プラン」などで検索してください。
利用者は、何らかの違いを知ることができると思います。
管理者が、経営者を説得するための材料がみつかるは、わかりません。

「Gmail」と「G Suite」とのメールアドレスの違い

グループ(組織(企業や学校))を識別するために、独自ドメインを使用します。
※独自ドメインとは、自分で選ぶことができる、世界にひとつだけの、その人のドメインです。
※ドメインとはー、メールアドレスが「バツバツ@gmail.com」だった場合、「gmail.com」のこと。
 Webページが「https://www.tekuru.com/company/index.html」の場合、「tekuru.com」のこと。
 https が何とか気になる方は「https プロトコル」で検索してみましょう。
 :// が何とかと言うと、プロトコルとドメインをつなぐ際に使用する、決まった文字列です。
 www が何とか気になる方は「サブドメイン」で検索してみましょう。   /company が何かと気になる方は「Webページ ディレクトリ」で検索してみましょう。
 index.html が何かと気になる方は「Webページ インデックス」で検索してみましょう。
 html が何かと気になる方は「html とは」で検索してみましょう!

そのため、メールアドレスは、「○○@gmail.com」ではなく「○○@独自ドメイン」になります。
「○○@gmail.com」の場合、○○は、重複させることができませんが、独自ドメインを使うと、「○○@gmail.com」で使われている○○を「○○@独自ドメイン」として使用できますし、さらに別の独自ドメインを使うと、さらにまた○○を使用することができます。

○○ではわからない人のための、これで伝わったらいいなと言う説明:
(´ω`).。oO(Gmailのアカウントに「kondo」を使いたいけど、取られてるだろうな)
(´ω`).。oO(「tekuru.com」と「tekuru.jp」という独自ドメインは持ってるんだけどな)
 kondo@gmail.com :あぁ、やっぱりすでに誰かが取得済みなので使えない(´ω`)
 kondo@tekuru.com :使用できます、そう「G Suite」ならね(ΦωΦ)キリ
 kondo@tekuru.jp :使用できます、そう「G Suite」ならね(ΦωΦ)キリ
 kondo@tekuru.com とkondo@tekuru.jp 2つとも使用しようとすると、お金が2倍かかりますけどね(ΦωΦ)ニャーン

まぁつまりは、「Gmail」を使ってる意識なく「Gmail」を使っているのに、「@gmail.com」ってドメインじゃないのは、「G Suite」だからさ。
ということです。

余談ですが、「G suite」は以前、
「Google Apps(アップス)」と言う名称でした。
「G Suite」は、今後「Google Workspace」になるそうです。
めでたしめてだし。

「G Suite」では、「Google アプリ」の内容が異なる。

以前、ある条件で「Google アプリ」の内容が異なる、とお伝えしました。
その、ある条件というのが「Gmail」ではなく、「G Suite」を使用すること、です。
では、どの程度異なっているのかみてみましょう。
まず「Google アプリ」と明記されているアプリケーションをみてみます。

黒くてかっこいい・・というのは、書いている人のWindowsの設定です。
Google Workspace Marketplace の詳細」に、ついては無視します。

  1. アカウント
  2. Gmail
  3. ドライブ
  4. ドキュメント
  5. スプレッドシート
  6. スライド
  7. カレンダー
  8. チャット
  9. Meet
  10. サイト
  11. 連絡先
  12. Currents
  13. グループ
  14. YouTube
  15. マップ
  16. Google 広告
  17. フォト
  18. 翻訳
  19. Vault
  20. ハングアウト
  21. Forms
  22. Keep
  23. Jamboard
  24. Cloud Search
  25. Earth
  26. コレクション
  27. ニュース
  28. Podcasts
  29. Classroom
  30. Cloud Print

アプリの数は、30個「Gmail」のときより、2個増えてますね。
順番も違っているので、過不足も確認します。

・・・確認しました!

  1. チャット
  2. サイト
  3. Currents
  4. グループ
  5. Vault
  6. Forms
  7. Cloud Search
  8. Classroom
  9. Cloud Print

と、9個増えてました。

そして、

  1. 検索
  2. Play
  3. Duo
  4. ショッピング
  5. ブックス
  6. Blogger
  7. 芸術、文化

と、7個減りました。

これらがなぜこのような機能がこのような順番で「G Suite」のときに現れるのかはわかりませんが、ビジネス・グループウェアに特化した機能、と、Googleが考えたからだと思います。
※アプリの順番については、ドラッグ・アンド・ドロップで、誰でも変更できます。
 本人がよく使うものを、上に持っていくなどしましょう。

「Gmail」では出てこなかった「Forms(フォーム)」と「Classroom」については、Google アプリの教科書 シリーズでも取り上げていますので、ぜひ試してみてください。

そう、これが言いたかったのです、これが・・

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