この記事では、Google スプレッドシート上で何らかの数式を入力し、計算を行わせる方法について解説します。
最終更新日:2022年11月2日
スプレッドシートに文字・数字を入力、表を作成する
ここでは、日常的な買い物の管理をGoogle スプレッドシートで行う。という内容を例に説明して行きます。
各見出しを入力する
新規にスプレッドシートを作成し、A1セルから右に(B1)へ順番に、見出しを設定します。
ここでは、以下内容を入力していきます。
- A1セル:買うもの
- B1セル:値段
- C1セル:買う数
- D1セル:合計
- E1セル:合計(税込み)
![](https://4.bp.blogspot.com/-trO8Lyxg1Qs/VwPQjGxBU8I/AAAAAAAAADA/NU7D8wGb9pUYg_nx3IuwsIF-gqdehLiNQ/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-05%2B23.45.38.png)
購入リストを作成する
次に、買うもの・値段・買う数の内容を埋めていきます。
ここでは、以下内容を入力していきます。
A2セル | シャンプー | B2セル | 1000 | C1セル | 2 |
A3セル | テッシュ | B3セル | 200 | C2セル | 5 |
A4セル | 綿棒 | B4セル | 100 | C3セル | 1 |
A5セル | 電動歯ブラシ | B5セル | 8000 | C4セル | 1 |
A6 | 歯磨き粉 | B6 | 500 | C5 | 1 |
![](https://3.bp.blogspot.com/-HETth1jt85o/VwPSnGBknCI/AAAAAAAAADM/PSk-_RaK2NAGNiezBJ5_N2V3kHSNctdxQ/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-05%2B23.57.42.png)
これで、簡単な表を作成することができました。
スプレッドシートに数式を入力し、計算を実行させる。
ここまでで作成した表に対し、空欄になっている合計が計算されるよう、数式を入力していきます。
D2セルに、”=B2*C2″ と入力し、Enter キーを押します。
※入力する数式は、必ず半角文字を使用してください。全角文字を用いると、正しい結果が表示できなくなります。
すると、2000 という結果が表示されます。
![](https://1.bp.blogspot.com/-RDPmezmLeBI/VwPUQWJVcSI/AAAAAAAAADc/2K4JrWbVl5M5qirgKothRCcEjWSGNJQHA/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-06%2B0.04.16.png)
同様にD3セルに、”=B3*C3” と入力し、Enter キーを押します。
すると、1000 という結果が表示されます。
![](https://2.bp.blogspot.com/-ru1Tvt4jdoc/VwPU00Rx_CI/AAAAAAAAADk/1c4PkZA4M7Im_c8itXGbeYfhirz411imQ/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-06%2B0.07.37.png)
数式は、コピー&ペーストすることも可能です。
D4セルには、コピー&ペースト(俗に言う”コピペ”) を使い、数式を入力してみます。
D3セルを選択し、Windowsでは「Ctrl + C」、Macでは「Command + C」というキーボード操作を行ってください。
![](https://1.bp.blogspot.com/-gIIXgeDrjJo/VwPVl73xBKI/AAAAAAAAADw/rBRr33O8sYcNhVbmFi0toX4ffTdOGATeA/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-06%2B0.10.56.png)
次に、D4セルを選択し、Windowsの方は「Ctrl + V」、Macの方は「Command + V」というキーボード操作を行ってください。
すると、100 という結果が表示されました。
![](https://1.bp.blogspot.com/-r9eiCnsG2z0/VwPV-fHSMxI/AAAAAAAAAD4/qFpLJrMDlbo8GtP11gn3j8BupMBpGKgMg/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-06%2B0.12.29.png)
コピー元の情報は、”=B3*C3” であるにも関わらず、 結果は”=B4*C4” という内容になっています。これは、Google スプレッドシートが持つ、相対参照機能が働いたからです。
相対参照については、別の機会で説明します。
D5セル、D6セルには同様な手順を行い、各セル内に数式を入力します。
すると、D5セルには 8000 、D6セルには 500 という結果が表示されます。
![](https://1.bp.blogspot.com/-FJvLUR9868E/VwPW1448TZI/AAAAAAAAAEE/0DujdgIkGh0NxNEHmMLV_32AesCYQTI5A/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-06%2B0.16.16.png)
消費税の計算を行う
作成した表に対し、空欄になっている合計(税込)が計算されるよう、数式を入力していきます。
E2セルに、”=D2*1.08” と入力し、Enter キーを押します。
すると、2160 という結果が表示されます。
![](https://2.bp.blogspot.com/-x2_7Y7Ho6-A/VwPX4b4ggJI/AAAAAAAAAEQ/1vudE8sb38EPjqBjoNO8VwAk91-glSj_w/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-06%2B0.20.47.png)
残りのE3~6セルに対しては、コピー&ペーストで入力します。
すると、以下画像のような結果が表示されます。
![](https://2.bp.blogspot.com/-WDzcGPwVL34/VwPYVlY73WI/AAAAAAAAAEY/-JZa210yCKMVJ6eYIVVogp3ojDdqm91Ew/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2B2016-04-06%2B0.22.43.png)
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